【Switch版】ドラゴンクエスト10オフラインは面白い?ひどい?|評価・感想
ちなみにドラクエ10はWiiのオンライン版も発売日当日に購入しましたが、数時間やって挫折した経験ありです。
ソフトに同梱されていたUSBメモリが懐かしいですね…。
- ドラゴンクエスト10オフラインとは?
- ドラゴンクエスト10オフラインは面白いのか、面白くないのか?
- ドラゴンクエスト10オフラインの良いところ、残念なところ
- ドラゴンクエスト10オフラインの総評
ドラゴンクエスト10オフラインとは?
はじめに主にオンライン版との違いについてご紹介します。
ストーリーはオンライン版と同じ
ストーリーの流れはオンライン版と大きな違いはありません。
オンライン版と同様のストーリーが展開するが、ひとりでじっくり遊べるようにビジュアルや戦闘システムなどを一新
引用元:ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
ただし、オフライン向けに一部ストーリーが変更されていることが公式サイトで伝えられています。
本作のために開発された新しいグラフィック
温かみのあるグラフィックが特徴です。
“DDロトスコープ”とは、“Dots”と“Deformation”の頭文字である“DD”と、モデルの動きをカメラで撮影してアニメーション化する“ロトスコープ”を組み合わせた造語。元となるフル3Dのデータをデフォルメの効いたドット絵のように表現する、本作のために開発された新しい手法だ。
この手法により、『DQXオンライン』のキャラクターや世界を単に、画一的に小さくするのではなく、鳥山明氏のタッチを活かしてデフォルメ化することに成功。『ドラゴンクエスト』らしい懐かしくて温かみのあるグラフィック表現を実現しているのだ。
引用元:ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
ターン制のコマンドバトル
ドラクエ10オンラインは「敵味方ともに全員の時間が同時に動いているリアルタイムバトル」が特徴でしたが、オフライン版は従来のドラクエと同じターン制のコマンドバトルになっています。ゆっくり安心してプレイできます。
本作でのバトルはオンライン版と異なり、ターン制コマンドバトルを採用している。また、ストーリーに大きく絡んでくる各種族のキャラクターたちが仲間として加わることも判明。オンライン版の冒険者も、新鮮な気持ちで楽しめるというわけだ。
引用元:ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
イベントシーンにボイス追加
キャラクターが主要イベントで喋るのでストーリーに入り込んでプレイすることができます。
本作の主人公は、後述するように各種族が暮らす大陸を巡りながら、仲間たちとアストルティアを救う冒険へと旅立つことになる。本作ではオンライン版からボイスが追加されたイベントシーンもあり、より世界観に没頭できるようになっている。
引用元:ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
ゲーム概要
ジャンル | ロールプレイングゲーム |
---|---|
対応プラットフォーム | PlayStation®5/PlayStation®4/Nintendo Switch™/Steam® |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン』 2022年9月15日(木) 超大型拡張ダウンロードコンテンツ『ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オフライン』 2023年春配信予定 |
希望小売価格 | 通常版 『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン』 8,580円(税込) 超大型拡張ダウンロードコンテンツ『ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オフライン』 4,400円(税込) |
公式ホームページ | ドラゴンクエストX公式サイト |
ドラゴンクエスト10オフラインは面白いのか、面白くないのか?
私のドラクエシリーズプレイ歴はオンライン版の10を除く1〜11まで全てプレイ済みです。
オンライン版は最初にお伝えした通り、挫折しています。
そんなドラクエユーザーの私の感想をお伝えすると、「これぞドラゴンクエスト!面白い!」です。
2頭身ではあれど、従来のドラゴンクエストの良さが詰め込まれた良作だと感じました。
- 引き込まれるテンポの良いシナリオ
- 親切なゲーム設計(倍速バトル、カメラオート移動など)
- 従来シリーズのままのターン制バトルシステム
- 緊張感あるボスバトル
- 戦略性のあるスキルシステム
- すぎやまこういち感あふれるドラゴンクエストBGM
ドラゴンクエスト10オフラインの良いところ、残念なところ
良いところ
テンポの良い展開、レベル上げの楽しさ、冒険している感覚
ストーリー、バトル、システムどれを取ってもこれぞドラクエ!といった感じでバランスのとれたゲーム設計です。
先が気になるストーリー展開、ダッシュ機能でストレスのたまらない移動、サクサク進む戦闘、程よい塩梅のボスバトル、一緒に冒険する魅力ある仲間たちなど、RPGに大切な要素がしっかり詰め込まれています。
戦闘速度の調整ができる
「ふつう」、「早い」、「超早い」の3段階から戦闘速度を選ぶことができます。
「超早い」を選べば序盤の戦闘であれば数秒で終わるので、本当にサクサク戦闘が進みます。
時間のあまりとれない社会人にはかなり嬉しい機能です。
カメラオート移動が地味に便利
このゲーム、キャラクターが移動するとカメラが自動で追随してくれます。
プレイし始めの時は違和感があったのですが、右スティックのカメラ移動から解放されるので、地味に便利です。
装備がキャラクタービジュアルに反映される
「みぎて」「ひだりて」「アタマ」「からだ上」「からだ下」に装備したアイテムがビジュアルに反映されます。
目新しいことではありませんが、お金を貯めて新しい装備を買ってビジュアルがしっかり変わると、1段階強くなった気分が味わえます。
イベントシーンで喋る
普段はボイスとかは気にしないのですが、本作ではキャラクターが喋ることが良い方向に作用しているなと感じました。
というのも、2頭身のキャラクターゆえに、全体的に軽い印象が強かったのですが、ボイスがつくことによって、2頭身キャラに命が吹き込まれ、ストーリーに深みを出すことに成功しています。
敵キャラクターが見えており、無駄な戦闘を避けることができる
本作は敵キャラクターが見えている、シンボルエンカウントを採用しています。
そのため、不要な戦闘を避けることができます。
また、敵は一定時間すると復活するので、好きなタイミングで戦闘することも可能です。
地図が表示されているので迷わない
地図が表示されているので道に迷いません。
1マップも大きくないので行ったり来たりのストレスを感じずプレイすることができます。
残念なところ
キャラメイクの幅が少ない
「はだの色」「かみがた」「かみの色」「かお」「めの色」「こえ」を設定できるのですが、多くの人が重視するであろう、「かみがた」「かお」のタイプが8種類程度と決して多くありません。
ドラゴンクエストといえば、やはり鳥山キャラです。
過去のドラゴンクエストのあのキャラや、鳥山明先生代表作のドラゴンボールのようなキャラなど、もっと自由にカスタマイズできたらよかったのに、と思いました。
装備がキャラクターに反映されるが、2頭身のためあまりかっこよくない
装備がキャラクタービジュアルに反映されるのは、良い点ではあるのですが、やはり2頭身なので全体的にやぼったい印象はぬぐえません。
ドラクエ8の龍神装備みたいな目をひくビジュアルがあったとしても、恐らくずんぐりむっくりで残念な印象になってしまうと思います。
自キャラクターと他のキャラクターが被ってしまい会話ボタンが押せずストレスがたまる
このゲームなぜか、村人などのNPCと自キャラが被ります。
被ってしまうので会話したくて近くに寄っていくと、会話アイコンが消えてしまい、うまく会話できないことがあります。
これ地味にストレスを感じます…。
画質の荒さが目立つ
スイッチの携帯モードだけかもしれませんが、全体的に画質が荒く感じます。
ものすごく気になるわけではありませんが、イベントシーンで建物がアップになったりすると、もろにドットが見えたりします。これは3DSか?と思う場面もあったり…。
見方によっては、昔のドラクエっぽくていいと感じるかもしれませんね。
総評
シリーズ経験者でドラクエ10オンライン未経験の方は買って、後悔はしないと思います。
2頭身ゆえに子供向けでつまらなそうに感じるかもしれませんが、中身はしっかりドラクエです。
シナリオ | 勇者の存在が序盤からほのめかされるなど、ドラクエらしさ溢れるストーリーが展開されます。 |
---|---|
操作性 | 親切設計で特に気になる点はありません。 |
システム | 難しいシステムなどはありません。 |
キャラクター | 村の人たち、旅をともにする人たちみんなドラクエらしいキャラクターたちです。 |
ビジュアル | 2頭身キャラは温かみのあるビジュアル、ムービーシーンは通常の頭身のキャラで展開されます。イベントはほぼシームレスに展開され、違和感はありません。 |
音楽 | これぞドラクエ。すぎやまこういち先生の音楽です。通常の戦闘音楽はもうちょっとインパクトが欲しかったです。 |
やり込み要素 | 職業育成、武器収集、称号コンプといったやり込みがあります。その他、「防具を装備できない」「消費MPが2倍」など、普通のプレイとは一味違った”しばりプレイ”もあります。 |
購入に悩んでいる方にレビューが参考になれば幸いです!