【Switch版】FFピクセルリマスターはひどい?バンドル版のプレイ感想と評価・レビュー
- Switch版FFピクセルリマスターはひどいのか?
- Switch版FFピクセルリマスターの良いところ
- Switch版FFピクセルリマスターの悪いところ
Switch版FFピクセルリマスターはひどいのか?
Switch版のFFピクセルリマスターは全然ひどくない!
スマホ版で不評だった点を解消した完全版にふさわしい完成度!
スマホ版で不評だったプレイヤーたちの声を真摯に受け止めて、細かいチューニングが施されたことから、高い完成度を誇っていると言えます。
私はファミ通に掲載されていたFFピクセルリマスタープロデューサーの琢磨さんの記事を読んで購入を決めました!
▼FFピクセルリマスター家庭用ゲーム版の追加・変更点の一部はこちら
引用元:Switch/PS4版『FF ピクセルリマスター』8000文字の日本語ピクセルフォント作成に、経験値0倍などのやり込み配慮、BGMの演出微調整など、細かすぎる調整内容に溢れる琢磨Pのこだわり | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
バンドル版と各タイトルの価格
単品で買うよりもバンドル版を買ったほうが2,588円お得です。
また、スマホ版はFF1,2が1,800円、3〜6が2,600円なので、Switch版のほうが価格が安いです。
タイトル | 価格 |
---|---|
FINAL FANTASY I-VI Bundle | 9,172円(税込) |
FINAL FANTASY | 1,480円(税込) |
FINAL FANTASY II | 1,480円(税込) |
FINAL FANTASY III | 2,200円(税込) |
FINAL FANTASY IV | 2,200円(税込) |
FINAL FANTASY V | 2,200円(税込) |
FINAL FANTASY VI | 2,200円(税込) |
ファイナルファンタジー ピクセルリマスター公式ホームページはこちら
良かった点
ブースト機能でサクサク進められる
経験値、お金を0倍、0.5倍、1倍、1.5倍、2倍、4倍に設定することができます。
シリーズ特有の5でいうAPなどもブーストの対象となっており、4倍でプレイするとストレスフリーでサクサクプレイすることができます。
俺つえー!プレイがしたい方、時間があまりない方はこのブースト機能だけでも満足度めちゃくちゃ高いと思います。
逆に縛りプレイにも挑戦することができます。
FF2のブースト機能
FF5のブースト機能
FF6のブースト機能
オートプレイで戦闘が楽チン
Yボタンを押すとオート・倍速で戦闘してくれます。
さらに、前回のコマンドを記憶しているので、技、魔法も使うことができます。
ちなみに、FF6のマッシュの必殺技もコマンド入力なしで、自動で必殺技を使ってくれます。
レベル上げがめちゃくちゃ楽になるので、とても便利な機能です。
マッシュの必殺技もオート対応!
エンカウントありなしがボタン1つで切り替えられる
右スティックを押し込むことで、エンカウントあり・なしを切り替えることができます。
メニューを開かなくてもよいので、こちらもかなり便利です。
ボタン1つで切り替えできるので、ストレスフリー
マップ表示で迷わない
Yボタンでフィールド、町、ダンジョンのマップを開くことができます。
町の情報では、宝箱の数がわかります。
ダンジョンでは、マップ全体を見ることができます。
マップを踏破せずとも最初からマップ全体を見ることができるため、めちゃくちゃ便利です。
道に迷ってストレスを感じることがありません。
町の情報を確認することができる
ダンジョンを踏破せずともマップ全体の確認ができる
オートセーブで安心
フィールドマップの切り替わり時や、ダンジョンでの階層移動時にオートセーブが入ります。
セーブをしていなくて不意に全滅しても、オートセーブのおかげで最低限のやり直しで済みます。
ファミコン版の1〜3では、ちょっと遠くに行くと急に強い敵に遭遇して全滅…ということがあるので、この機能はありがたいです。
不意に全滅しても最低限のやり直しで済む
ギャラリーとサウンドプレイヤーがパーフェクト
ギャラリーは天野喜孝さんの絵、デフォルメされたキャラクターの絵、すべて収録されています。
未採用の絵も収録されており、ここまでやるか!という印象を受けました。
サウンドプレイヤーもオリジナル・アレンジ両方収録されており、言うことなしです。
再生に合わせてキャラクターが動くのがかわいいです。
ギャラリー
ギャラリー一覧
デフォルメキャラ
未採用絵
サウンドプレイヤー
アレンジ
オリジナル
悪かった点
各ソフトは単独なので、別タイトルの切り替えに時間がかかる
バンドル版を購入したのですが、結局はバラ売りを一つにしたものなので、ソフトは単体です。
ダウンロードすると、1〜6のタイトルがそれぞれ表示されます。そのため別タイトルに切り替える際、ゲームプレイまでに多少時間がかかります。
どうせなら、1つのパッケージに1〜6を入れてもらいたかったな、と感じました。
追加要素がない
SFCを準拠としたリマスターとなるため、GBAで追加されたダンジョン、ボスなどの要素はありません。
GBA版などはプレイする機会もないので、追加してほしかったです。
ゲームボイーアドバンス版の追加要素などは一切なし
やり込み要素がない
モンスター図鑑を埋めるなどの要素はありますが、実績、達成率のようなものはありません。
ブースト機能でプレイもしやすくなったので、もうちょっとやり込み要素があるとよかったなと感じました。
パッケージ版は発売されるのか?
海外ではパッケージ版が発売されているそうですが、国内での発売はありません。
国内では、「ファイナルファンタジーI-VI ピクセルリマスター FF35周年限定特装版」で入手するしかないようです。
限定版はPS4、Switch版共に税込33,000円と高価ながら、品切れ中です。
今後発売する可能性はゼロではないと思いますが、ダウンロード版が主流な現在、パッケージ版発売の可能性は低いのではと思います。
私はパッケージ派なので、待とうか悩みましたが諦めてダウンロード版を購入しました。
ダウンロード版はパッケージ版のように売却はできませんが、ソフトの入れ替えがないので、楽といえば楽です。
また、本作は2D版ファイナルファンタジーシリーズの集大成とも言える作品であり、常に手元に置いておく価値は十分あると思うので、ダウンロード版を購入して全く後悔はありません!
シリーズ別プレイ感想
原作の思い出を振り返りながら、ピクセルリマスターのゲーム冒頭をプレイした感想について書きます。
ファイナルファンタジー1ピクセルリマスター
自力でクリアしたことがないFF1。
ブースト機能のおかげでようやくクリアすることができそうです。
また、ファイナルファンタジー1の前日譚として描かれたファイナルファンタジーオリジンをプレイしたこともあり、オリジンとの関係性を確かめながらプレイするのがとても楽しいです。
ファイナルファンタジー2ピクセルリマスター
FF1と同じく自力でクリアしたことがないFF2。
ストーリーを改めて読むと、現代社会の戦争に通ずるところがあり、ゲームの中の話といえど、色々と考えさせられます。
独特のシステムから敬遠されがちですが、ブースト機能のおかげでガンガンレベルアップします。
最後まで楽しみたいと思います。
ファイナルファンタジー3ピクセルリマスター
FF3はDS版をクリアしているので、ストーリーは知っていますが、実は2D版は今回が初めてです。
ワンダースワン版を買おうと思っていたのですが、結局発売されなかったので感慨深いです。
じっくりプレイしたいと思います。
ファイナルファンタジー4ピクセルリマスター
FF4はシリーズの中でも通常バトル曲が1番好きです。
発売当初SFC本体がなかったので、友達の家でプレイしていました。
ファミコンからスーパーファミコンになり、グラフィック、音楽が一気にパワーアップして、子供ながらに「なんかすごいかっこいいゲームだ!!」と思ったことを思い出します。
FF4でファイナルファンタジーのファンになったといっても過言ではありません。
大好きな作品なので、PS版、DS版とプレイしてきました。
続編の「ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-」も携帯版、PSP版とプレイしました。
久しぶりにゴルベーザの「いいですとも!」を聞きに行こうと思います。
ファイナルファンタジー5ピクセルリマスター
FF5といえば、ギルガメッシュ初登場作品ですね。
神竜、オメガという強敵が登場し、すっぴんマスターまで育てて倒したのが懐かしいです。
バトルのやり込みが楽しかった思い出です。
PS版、GBA版もやりこみました。
今回も、すっぴんマスターを目指したいと思います。
ファイナルファンタジー6ピクセルリマスター
FF6はSFC版を発売日当日に購入したこともあり、特に思い出深い作品です。
SFC版ではドリル装備でクリアしましたね…。
FF6もPS版、GBA版とプレイしてきました。
久しぶりにプレイして感じたのは、プレイする時期によって感じ方が異なる作品だなと思いました。
SFC版、PS版、GBA版をプレイしたのは独身時代でしたが、今回は子供が生まれて初めてプレイするFF6です。
家族を思うカイエンのイベントは、以前より感情移入してしまい「うるっ」としてしまいました。
一人一人のキャラクターがしっかり描かれているのがFF6の魅力だと思います。
思い出に浸りながら、新しいFF6の魅力を見つけたいと思います。
最後に
改めてになりますが、Switch版のFFピクセルリマスターはスマホ版で不評だった点を解消した完全版にふさわしい作品だと思います。
現代の3Dを中心としたゲームに慣れてしまった方は物足りなさや、古臭さを感じることもあるかもしれませんが、ファミコン世代の私は久しぶりにプレイしてみて、「やっぱり2Dはいいなぁ。」と思いました。
何よりプレイしやすいですし、2Dの世界観だからこそ表現できる良さがあると感じます。
ファミコン、スーパーファミコン版のファイナルファンタジーシリーズは「プレイしたことがあるのに、またやりたくなる。」不思議な魅力を持ったゲームです。
プレイしたことがない方は、ファイナルファンタジーシリーズの原点に触れる絶好の機会だと思います。
プレイしたことがある方にとっては、昔に戻ることができるタイムマシンのような存在だと思います。
この記事を読んで、ピクセルリマスターに興味を持っていただけたらうれしいです!